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第3章 後編

｢君たち…これから一緒に晩ごはんを食べに御幣島さん方へ行くのだよ。｣
｢ふざけるなよ!!虫ケラ以下!!｣
｢きさまは死にたいのか!!｣
｢ああ、殺さないでくれ～｣
｢やかましい!!殺すぞ!!｣
｢飲食店の予約を忘れたと言うのはウソだと言うのは分かっているんだよゴキブリ!!｣
｢きさまと御幣島はどんな関係があるんぞ!!｣
｢御幣島さん方とは何の関係もないのだよ…｣｢ウソつくな!!｣
｢ぶっ殺してやる!!｣
｢殺さないでくれ…ワシは君たちに栄養バランスが取れた食事をしてほしい、出された食事を食べてほしいから御幣島さん方で晩ごはんを食べなさいと言うているのだよぅ…｣
｢ふざけるなボケ!!｣
｢ろくに幹事もできんクソナマケモノが何を寝ぼけたことを言うとんぞ!!｣
｢オドレの頭をくだいたろか!!｣

（ガーン!!）

従業員さんのひとりが、金具が埋め込まれている靴の先で主任の頭を激しく殴り付けたあと、職場から足早に立ち去った。