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第3章 後編

ところ変わって、高羽町にあるマージャン店にて…

若い従業員さんたち４人は、機械工の主任の男性をボコボコに殴りつけた後、マージャン店へ行って、かけマージャンをしていた。

若い従業員さんたちは、大量にタバコを喫煙して、大量に瓶ビールをのんで、脂っこい丼物を口にしていた、

ユーセンのスピーカーから、あいたかしさんの作詞作曲の歌で『女ごころ』が流れていた。

４人は、主任の悪口や職場の待遇面などの不満を次々とぶちまげていた。

どんなにがんばってもお給料が上がらない…

じっとガマンして待っているのに、結婚相手と出会えるチャンスが来ない…

自立したいのに自立できない…

料理教室に通いたいのに、主任が危ないと言うから行くことができない…

勤労青少年ホームへ入会したいけど、仕事に大きな支障が出るからダメ…

恋愛したら、職場が機能しなくなる…

そのようになった原因は、職場の経営陣のいらんこだわりがあるからだ…

職場が全部悪い…

４人は、グチグチ言いながらかけマージャンをしていた。

しばらくして、東の席に座っている従業員さんの男性がこう言うた。