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真昼の月
第3章 後編
「コブ…脳の血管にコブができていたって…」
「ああ…ひょっとしたら危ないかもしれないから、要精密検査と言われた…」

けいぞうは、くも膜下出血の恐れがあるかもしれないとさよこに言うた。

さよこは『なーんだ、そんなことを心配していたのぉ~』とのんきな声でけいぞうに言うた。

「まさか…そんなわけないでしょ…コブのひとつやふたつくらいどうってことないわよ…けいぞうは疲れているだけよ…」

さよこは、けいぞうに対して『大げさ過ぎるわよ。』と軽く言うた。

けいぞうは『そうか…疲れているだけなんだ…』と言うて、医師から下された診断を放置した。

けいぞうはこの時、重大な病気のサインを軽く見ていたので、後々に取り返しのつかない事態をまねくのであった。

8月3日の朝8時50分頃のことであった。

けいぞうは、ものすごくしんどい表情を浮かべて出勤しようとしていた。

さよこは、けいぞうの職場に『少し遅れて出勤しますので、よろしくお願いします。』と電話を入れた。

その後に、出勤するけいぞうにやさしい声で『元気な顔をしてがんばってね…』と言うた。

さよこは、けいぞうを送り出した後、パートへ行く準備をしていた。

けいぞうは疲れているから、職場に出勤すればまた元気になれると軽く見ていた。

この日の夕方に、さよこの軽率な気持ちが原因で恐ろしい事件が発生した。
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