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私はみんなの性処理係
第10章 性処理係としての大仕事
「先生、お久しぶりです。」

「こちらこそわざわざありがとうございます。」

3人は握手をした。
そして副委員長はちらりと彩花を見た。

「これが例の性処理係ですか?」

副委員長が訊ねると、校長は言った。

「はい。今年から導入致しました。まだ入ったばかりの新人ですがな。」

校長は笑った。
彩花も愛想笑いをしたが、それどころではなかった。

(なんか胸が張ってる…。どうして?)

彩花がそう考えていると、委員長が訊ねた。

「君、名前は何と言うのかね?」

「あっ、はい。南雲彩花といいます。」
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