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過ち?それとも
第1章 そんなこと言われても
私は悩んで一睡もできなかった

行かなかったら罪悪感だけが残る
その反面、怒りもあった
全て勝手に決めて…

悩んだあげく、私は行くことにした
時間より早く着いたのに彼はもう待っていた

笑顔で
「ありがとうございます
昨日、あんなことしたから来てくれないと思ってました」

「…」

「怒ってますか?」

「はい」

「本当にごめんなさい」

「私には無理です
それだけ伝えたかったので…」

帰ろうとした
手を引っ張られ

「少しの時間だけでも良いですから
僕の話聞いてください」

「わかりました
そのかわり、もう変な事はしないでください」

「はい」
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