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俺の幼なじみの恵方巻の食い方がエロすぎる!
第1章
いわゆるフェラチオだ。
恵方巻を頬張る鳴海の姿がその時の女の子のフェラの時の映像と重なった。
連想された瞬間俺の股間が反応し、慌てる。
いやいやいや。何考えてるんだ。鳴海は男だし、くわえてるのは恵方巻だぞ? ……くわえるってなんだ?
自然と浮かんできた言い回しにも違和感を覚え、その思考を振り払おうと首を横に振る。
ようやく鳴海が恵方巻から口を離し、もぐもぐと咀嚼した。ごくりと飲み込む時に鳴る喉にも目が行ってしまう。
そしてまた、がぶり。
「ん……っ」
無意識だった。俺はつい、鳴海の後ろから胸元に手をまわしていた。
びっくりしたのか、弾かれたように鳴海が飛び上がる。
「急に何!?」
俺がふざけて触ってきたと思ったのか、鳴海はそう聞いてきた。
「……こっち向いちゃダメなんだろ? 願い事叶わなくなるぞ?」
俺も少しは恵方巻について知っている。鳴海が言っていた通りの方法で食べれば確か七福神が願いを叶えてくれるのだ。
「邪魔するつもりなんでしょ? 負けないから」
鳴海は俺がふざけてちょっかいを出してきたと思ったのか、ゲームでもしている時のような顔で笑う。