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ハイパーテクニックおじいちゃん
第4章 会話・前編
美里は、真斗とのセックスの話をし始めようとした時、躊躇した。
何の気なしに寛を自室に招き入れ、話しを聞いてもらっていたが、よく考えたら寛も大人の男性だ。
今まで自分の父親ほどの年上の男性に、男という意識がまるで無かった。
そんなよく知りもしない男性に、二人きりで、セックスの話を聞いてもらおうだなんて、少し軽率だったか。
でも、行動してしまったからには致し方ない。
産婦人科の男性医師に診察してもらう様なつもりで、淡々と話す事にした。
セックスについて話し終えると、美里の考えは杞憂だったのごとく、寛は真面目かつ冷静に応えてくれた。
「性的不一致について話し合えない関係性は、やはり問題があったんだろうねぇ。言いたい事は言ってしまった方が、後悔は無いと思うんだ。それで関係が危ぶむなら、まぁそれまでの関係だったって事だろう」
何の気なしに寛を自室に招き入れ、話しを聞いてもらっていたが、よく考えたら寛も大人の男性だ。
今まで自分の父親ほどの年上の男性に、男という意識がまるで無かった。
そんなよく知りもしない男性に、二人きりで、セックスの話を聞いてもらおうだなんて、少し軽率だったか。
でも、行動してしまったからには致し方ない。
産婦人科の男性医師に診察してもらう様なつもりで、淡々と話す事にした。
セックスについて話し終えると、美里の考えは杞憂だったのごとく、寛は真面目かつ冷静に応えてくれた。
「性的不一致について話し合えない関係性は、やはり問題があったんだろうねぇ。言いたい事は言ってしまった方が、後悔は無いと思うんだ。それで関係が危ぶむなら、まぁそれまでの関係だったって事だろう」