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ハイパーテクニックおじいちゃん
第5章 おじいさんの昔話
それからは酷く落ち込んで、俺自身、魂が抜けた様な生活になってね。
荒れて、毎晩、酒を酔い潰れるまで飲んで。
仕事も、彼女と知り合う以前の様に、適当になって。
喧嘩ばかりする俺に逆戻りしてしまったさ。
一晩を共にする様な女にも出会ったけれど、彼女の様に夢中にはなれなかった。
───こんなんじゃいけない。
そう改心出来たのも、ほんの最近の事だよ。
天国の彼女を悲しませたくないからね。
俺が天国に行って彼女に会ったら言いたいんだ。
『結婚しよう』
その言葉を。
でも、俺も気がつけばこんな歳になっちまった……。
天国の彼女は、俺と同じ様に歳をとっているのか、それとも亡くなった時の若いままなのか。
若い時のままなら、俺みたいな爺さん、受け入れてくれるかな……。
*・゜゚・*:.。..。.:*・」
荒れて、毎晩、酒を酔い潰れるまで飲んで。
仕事も、彼女と知り合う以前の様に、適当になって。
喧嘩ばかりする俺に逆戻りしてしまったさ。
一晩を共にする様な女にも出会ったけれど、彼女の様に夢中にはなれなかった。
───こんなんじゃいけない。
そう改心出来たのも、ほんの最近の事だよ。
天国の彼女を悲しませたくないからね。
俺が天国に行って彼女に会ったら言いたいんだ。
『結婚しよう』
その言葉を。
でも、俺も気がつけばこんな歳になっちまった……。
天国の彼女は、俺と同じ様に歳をとっているのか、それとも亡くなった時の若いままなのか。
若い時のままなら、俺みたいな爺さん、受け入れてくれるかな……。
*・゜゚・*:.。..。.:*・」