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ハイパーテクニックおじいちゃん
第2章 水曜日
不穏な空気の中、いつも通り、苦痛なセックスが始まった。
キスをし、少し胸を揉まれた後、痛い手マン、苦しいフェラ、正常位で挿入後、フィニッシュは顔射。
作業は滞りなく行われた。
毎回辛いのだが、今回はいつも以上に辛かった。
この微妙な空気が、そうさせていた。
真斗のあの態度、優奈って女と何かあった?
もしかして、浮気?
不安な気持ちのまま、いつものように真斗を駅まで見送る為、玄関まで来た。
「美里、来週生理だよな?」
真斗が靴を履きながら訊いてきた。
「まぁその予定だけど」
「じゃぁ来週は来るのやめるわ。また今度にするね」
美里は、その発言に驚きを隠せなかった。
「え、会えないの?」
「だってエッチ出来ないだろ」
「そうだけど……」
「お前もつまんないだろ」
……唖然とした。


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