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第3章 初めての日

薄く開いた唇の隙間を狙い、先生の舌がグッと差し込まれた。
初めての大人のキスに身体が硬くなる。

「んっ…！」
「俺の動きに合わせて…」

先生の舌が私の舌に覆われ、先っぽが表面を滑る。
舌の裏側に来ると、持ち上げられて左側から舌を絡めてくる。

クチュクチュと音を立てるエッチなキスで恥ずかしいのに、さっきのキスの何倍も溶けそうで気持ちいい…
頭の芯が痺れてきて、舌を動かさずなか先生の動きにされるがままに。

クチュ、チュル…

「はぁ…」
「ああ…せんせぇ…」

唇が離され、荒い息を整えながら潤んだ視界の中て先生を捉える。
唇に付着した唾液を拭いながら、唇を側面へ…

「ほんとに可愛いな、お前」
「ひゃぁ…っ！」

耳元で吐息交じりに話しながら、反対側の耳を指でクルクルとなぞってきた。

「やぁん、そこ、くすぐったい…」
「この前耳触っちゃった時にお前が出した声、エロ過ぎてヤバかった…思わず襲いそうになった…」
「んあぁ…」
「今日はいっぱいその声聞かせて…」