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先生…好きです
第3章 初めての日
先生の顔付きが変わり、それを見て心拍数が上がる。
「またその顔になってる…」
「なに?」
「何でもない…」
「それより、早く起き上がって。まずは杏奈の緊張を解したいから」
恐る恐る身体を起こすと、先生の腕の中へ。
抱き締められて頰が肩に当たるので、少しだけ肌に頬擦りをしてみた。
筋肉で角ばっているけど。風呂上がりでしっとりしてる。
「心臓凄くドクドクしてるな」
「だって…」
「ふふ、先月俺の事襲おうとしてたのに」
「違うよ。アレは勢いでやったから」
「まあいいや。それより、もう始めてもいい?」
言い終わると、顎をクイッと持ち上げて唇を親指でなぞる。
先生は顔を傾けると、先生の唇が触れた。
角度を変えて吸い付かれ、柔らかい感触に夢中になる。
「先生…」
「早いな…こんなキスでもう蕩けちゃったのか?」
「えっ?」
「キスってこんなものじゃないよ…口開けて」