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先生…好きです
第3章 初めての日
舐められる以上の気持ち良さを想像して恥ずかしくなっていたら、先生も黙ってしまい、心配になって声を掛ける。
「誠一くん…?」
「いや、何でもない。それより喉渇いただろ?水持って来るから待ってて」
先生はコップに水を入れて持ってきてくれた。
喉が渇いていたので、一気に飲み干すと、冷たい水が火照る身体に染み渡る。
「水ありがとう。えへへ…」
「どうした?」
「私幸せだなーって思って。誠一くんに初めてをあげられたから嬉しいの」
「ふふっ、俺も幸せだよ。ありがとう、俺に初めてをくれて」
自然と顔が近付いて、唇を重ねる。
お互い満たされた気持ちの中で交わすキスは気持ち良くて、嬉しくなる。
「はぁー…それより、いきなり名前で呼ぶなんてどうしたんだよ」
「えっ?甘えたくなって、名前で呼びたくなっただけだよ。嫌だった?」
「嫌じゃないけど、呼ぶ時のタイミングが…いや、名前で呼んでくれて嬉しいよ。これからも誠一って呼んでよ」
「……すぅ」
「寝てる…まぁ初めてで疲れたよな。おやすみ」