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君は僕のぬな
第7章 クリスマスとチャンミン
チャンミンの部屋は、最上階で、やたら広かった。
「なんで?ユノさんと別居したの?やっぱり、部屋を綺麗にしないから?」
ついそんな疑問を口に出してしまった時には、もう遅かった。
チャンミンが目を見開いて、あたしの事をマジマジと見てくる。
「ぬなはそんなことまで知ってるんですか?全く、どこまで、素直じゃないのか。」
「えっ?(^^;)(;^^)?」
「日本では、まだ同居しています。今夜ヒョンは、どこかのパ―ティ―に出席してるんでしょうね」
気がつけば、廊下の壁に押さえつけられていた。
ひとつまとめにされた両手首が痛い。
チャンミンは、屈んであたしの顔を覗き込んでくる。
きれいな顔に睨まれてる。
ああ、もう、心臓がもたない。
「よくも僕を無視しましたね?」
「…やっぱり、腹いせにきたんだ?」
「は?違いますよ。」
「じゃあ、なんで?」
「ふっ(笑)ぬなが嘘をついている事くらい、知ってる。」
ドキドキした。
そして…。
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