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異常行動が日常行動のオンナ【完結】
第6章 マッド・カウントダウン
その3



”ツグミが置き手紙ってことか。…アイツ、私が即行動に入るの、気づいたみたいね。で…、その際、このままこの家にいたんじゃ私、実のお姉ちゃんに殺される~、早く逃げなきゃ!退散ー!…ってことではないと…”


”アイツは私の行動を読んで、誘いだしてる…。うふふ‥、面白いじゃん…。私はあんたの招待受けるわ。そんでだ、たっぷり、お前の正体をお前自身に突きつけてやるよ!ずっとずっと、犠牲者ぶりやがって!いいかー、私が消えてもツグミは自由にはなれないんだ。その理由を知るがいいさ。…この際、かわいいお前にお姉ちゃんがサイコーのプレゼントをやるよ…”


”って訳で、本日決行と決めたわ。藤森と板垣にはソッコー、招集かけたし。ツグミーー!お姉ちゃんを”本気”にさせてくれてアリガトさん。なら、私はこうとなったら、想定を大幅ハードアップで行く。桜木ケンにはガチで私を受け止めさせるからな!ツグミ、お前が挑発したんだ。姉妹とは言え、手加減しねえぞ!そっちも遠慮いらねーから来いって!”




***



「板垣、その拘束具せっかく用意してもらったけど、使わねえから。アンタ、持って帰ってあのへちゃむくれのわきが女にハメてやれよ」


「はあ…」


「藤森、この植木ばさみ、年季入ってるのはいいが、くせーって。フルーツシトラスのシャンプーで洗ってこいよ」


「はあ…」


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