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異常行動が日常行動のオンナ【完結】
第7章 ゴーモン・ファック
「ケン…。お前、妹との約束ってことでのノーコメントなのか?」
ケンは一貫して、郡氷子の顔から眼をそらさずにいた。
そして彼は、ここでも彼女にじっと目線を向けて瞼の2度閉じとした。
「…わかった。その返答でいいわ。だが、次は答えてもらうぞ。お前、ツグミがセックスしてって迫ってきた、それ、らきっぱり拒否するか?」
ケンの体に跨っている氷子は、彼の返事を待った。
ここでは10秒ほど沈黙があった。
そのあと…、ケンは唇を震わせながら、何やらしゃべり出すのだった。
***
「おい!あの中坊、言葉で答えるようだ…」
「ああ。だが、返答次第ではここで氷子さん、キレるぞ」
「藤森…!なら、あの子ヤバイだろう!」
「ふう…、あの桜木ってガキ、適当に繕うことができないタチらしいな。もっともそれを察してるから、氷子さんはあのガキを選んだのかも…」
「…」
この時、二人は同じ予期が頭をよぎった。
”恐ろしい展開は避けられそうにない…”、と…。
ケンは一貫して、郡氷子の顔から眼をそらさずにいた。
そして彼は、ここでも彼女にじっと目線を向けて瞼の2度閉じとした。
「…わかった。その返答でいいわ。だが、次は答えてもらうぞ。お前、ツグミがセックスしてって迫ってきた、それ、らきっぱり拒否するか?」
ケンの体に跨っている氷子は、彼の返事を待った。
ここでは10秒ほど沈黙があった。
そのあと…、ケンは唇を震わせながら、何やらしゃべり出すのだった。
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「おい!あの中坊、言葉で答えるようだ…」
「ああ。だが、返答次第ではここで氷子さん、キレるぞ」
「藤森…!なら、あの子ヤバイだろう!」
「ふう…、あの桜木ってガキ、適当に繕うことができないタチらしいな。もっともそれを察してるから、氷子さんはあのガキを選んだのかも…」
「…」
この時、二人は同じ予期が頭をよぎった。
”恐ろしい展開は避けられそうにない…”、と…。