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絶頂霊
第11章 その11
「じゃあ、決論ね。アナタたちがファックの最中に割り込んで、絶頂直前のレオナさんに憑依してたのはやっぱり、生霊だったわ。藤本君とは何らかの接触があった30代の女性だけど、特に利害関係はないわ。たぶん、向こうがあなたをどこかで見かけたとかって、そんな程度」


「名前まではわかりませんか?」


「守秘義務に当たるかな…」


「わかりました。…それで、もう、追っ払ってくれたってことでいいんですね?」


「ええ。最初に言った通り、もう、あなた達のお楽しみには現れないっていうか、来れないって言った方が正確ね。仮に、その女性とどこかで会ったりとかでも、あなたが言い寄ったりしなければセーフよ。これでいいかしら?とりあえず、本事案の対処は…」


「はい。先生、ありがとうございました」


「いえ。それでね…」


さあ、俺的にはここからが”本題”だな。
彼女はデスクチェアから立ち上がって、ベッドの脇に掛けている俺の隣に腰を下ろした。
ところが…。


***


彼女はその際、ややお尻をへこませ、内腿のあたりに手を添えながら歩いてね…。


「先生、腰、フリすぎましたか?」


コトが落着ということで、俺は単刀直入にツッコんでみたわ。
したら…。


「腰じゃなくて、オマタがね…。痛いほどじゃないんだけど…」


「わー、先生、ひょっとして、フィスト咥えちゃったとかですか!」


「うん…。まあねえ…(照笑)」


「…」


”アレ”は実際にだったのか…。
じゃあ、オレは降霊中のこのオバさんのま○こに、この手をぶち込んでたって訳か…。


俺は一思わず右手をぽかんと眺めてた。
で…、また興奮してきてね…。







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