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絶頂霊
第4章 その4
その4
マナブ



「…目に映ったのはほんの数秒だったが、髪が長い女でレオナよりは年上に見えた。無論、見覚えなどないし、仮に霊だったとしても心当たりなどさっぱりだ。オレの方はな。で…、お前の方はないのか、ああ、そういえばってってこととか?」


「ないわよ、そんなの!ある訳ないでしょ、気味悪いこと言わないで!」


レオナは気性は激しいが、こう言ったヒステリー系の感情むき出しってのはほとんどなかった。


”気味が悪いってことで動揺もあるんだろうが…。ホテルの部屋を飛び出した時も感じたけど、まさかコイツ、その女にとり憑かれてるんじゃないだろうか…”


オレはそんな不安を抱かずにはいられなかった。
とにかくここは、レオナを取りつくろって何らかの対処を考えないと…。


***


「とにかく、このままじゃエッチできねえだろ、オレ達。それどことか、二人の身に何かやばいことが起きてからじゃあ遅取り返しがつかないぜ。お前も気持ち悪いだろうし、とにかくまずはネットでこの手の霊現象ってとこで調べてみよう」


「うん…。私も検索してみるわ。正直、このままじゃあ、アタマ変になりそうだし」


「よし…、じゃあ、明日はオレ、夜会合があって遅いから、あさって会おう」


「わかった。マナブ…、私を守ってね。絶対よ」


「ああ…。早くスッキリしてよう、いつもみたいにガンガンハメまくろうぜ!」


最後はレオナ、くすぐったくなるようななアニメボイスで、いつものように笑ってくれたわ。


***


その後、とりあえずシャワーを浴びることにしたんだが…。
体を流してると、なんか急にムラムラしてきてチンポが立ってきた。
蛇口を強めて、勢いよくシャワーから噴き出る湯を勃起したマラあたりに当てるともう動悸が激しくなって、悶々モードはスイッチオンとなったわ。


どうやら今夜、レオナとはハメと相互オナニーのどっちも不完全燃焼だったせいか、欲情しちまったようだ。
オレはレオナのいやらしい裸体をアタマに浮かべ、チンポにシャワーを浴びせながら激しくしごいた。


***


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