この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
感じさせて
第7章 帰り道
私が着替えている間に
シンくんは
身仕度を終え
「待て!」と命令された
子犬のように
大きな瞳で
私を見ながら
そわそわしていた
「お待たせ」
「ほんとやぁ~
めっちゃ、待ったでぇ~」
「クスッ(笑)」
「え~っと・・・・
うさちゃん、部屋からは
別々に出よか?」
「あ・・・そうね・・」
2人は時間差で
外に出て
ホテルの裏通りで
落ち合うことにした
この部屋に来るまで
なんとも思わなかったのに
エレベーターや
ロビーで
楽しそうに
寄り添う
男女を見ると
なんだか・・・
うらやましく思えた
ひとりで
裏通りは危ないからと
先に部屋を出た
シンくんに
早く
会いたくなって
私は
足早に
ロビーを駆け抜けた
シンくんは
身仕度を終え
「待て!」と命令された
子犬のように
大きな瞳で
私を見ながら
そわそわしていた
「お待たせ」
「ほんとやぁ~
めっちゃ、待ったでぇ~」
「クスッ(笑)」
「え~っと・・・・
うさちゃん、部屋からは
別々に出よか?」
「あ・・・そうね・・」
2人は時間差で
外に出て
ホテルの裏通りで
落ち合うことにした
この部屋に来るまで
なんとも思わなかったのに
エレベーターや
ロビーで
楽しそうに
寄り添う
男女を見ると
なんだか・・・
うらやましく思えた
ひとりで
裏通りは危ないからと
先に部屋を出た
シンくんに
早く
会いたくなって
私は
足早に
ロビーを駆け抜けた