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感じさせて
第7章 帰り道
「ホンマ?

ホンマに電話したいて
思てる?」



「う、うん……ホンマ」



「俺のこと、好きってこと?」



「えっ………」





好きよ




シンくんのことが好き




でも

言ってはいけない気がした






「あ〜……



なかなか好きって

言うてくれへんなぁ〜(苦笑)












ホンマは

好きなくせに……」






シン…くん…





シンくんは

チラッと私を見て

また、目線を

缶コーヒーに戻した




その、チラッと見せた目は











切ない目を




していた









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