この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
感じさせて
第7章 帰り道
今にも泣いてしまいそうな

切ない瞳




嫌よ

どこにも行かないで




シンくんが

どこかへ

行ってしまいそうで

急に不安になった





許して?

お願い




我儘だと

分かっているけど

お願い



側にいて・・・






「ごめん・・・

ごめんね?シンくん・・」





「えぇよ・・・」




「ごめんね・・・」





「えぇって。

俺な・・・

感謝してるんやで?」




「感謝?」




「うん。

うさちゃんは・・・



俺のもんに
ならんかもしれん


けど


あんなバイトして
何の楽しみもない
毎日送るより


好きな人がおって


こうやって
たまに会えて


その好きな人の
寂しさ
紛らわしてあげられる



なんもなかった
生活にくらべたら



俺、幸せなんや



せやから


うさちゃんに
感謝してんねん



うさちゃんに
出会えて


よかったな・・・って


あの場所に

うさちゃんが

戻ってきてくれて



ほんま

よかったな・・・って」







言葉が

でない



胸が熱くなって

喉を締め付ける




好きなのに

苦しい





好きだから

苦しい





好きだから





好きだと

言えなかった





/410ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ