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感じさせて
第7章 帰り道
今にも泣いてしまいそうな
切ない瞳
嫌よ
どこにも行かないで
シンくんが
どこかへ
行ってしまいそうで
急に不安になった
許して?
お願い
我儘だと
分かっているけど
お願い
側にいて・・・
「ごめん・・・
ごめんね?シンくん・・」
「えぇよ・・・」
「ごめんね・・・」
「えぇって。
俺な・・・
感謝してるんやで?」
「感謝?」
「うん。
うさちゃんは・・・
俺のもんに
ならんかもしれん
けど
あんなバイトして
何の楽しみもない
毎日送るより
好きな人がおって
こうやって
たまに会えて
その好きな人の
寂しさ
紛らわしてあげられる
なんもなかった
生活にくらべたら
俺、幸せなんや
せやから
うさちゃんに
感謝してんねん
うさちゃんに
出会えて
よかったな・・・って
あの場所に
うさちゃんが
戻ってきてくれて
ほんま
よかったな・・・って」
言葉が
でない
胸が熱くなって
喉を締め付ける
好きなのに
苦しい
好きだから
苦しい
好きだから
好きだと
言えなかった
切ない瞳
嫌よ
どこにも行かないで
シンくんが
どこかへ
行ってしまいそうで
急に不安になった
許して?
お願い
我儘だと
分かっているけど
お願い
側にいて・・・
「ごめん・・・
ごめんね?シンくん・・」
「えぇよ・・・」
「ごめんね・・・」
「えぇって。
俺な・・・
感謝してるんやで?」
「感謝?」
「うん。
うさちゃんは・・・
俺のもんに
ならんかもしれん
けど
あんなバイトして
何の楽しみもない
毎日送るより
好きな人がおって
こうやって
たまに会えて
その好きな人の
寂しさ
紛らわしてあげられる
なんもなかった
生活にくらべたら
俺、幸せなんや
せやから
うさちゃんに
感謝してんねん
うさちゃんに
出会えて
よかったな・・・って
あの場所に
うさちゃんが
戻ってきてくれて
ほんま
よかったな・・・って」
言葉が
でない
胸が熱くなって
喉を締め付ける
好きなのに
苦しい
好きだから
苦しい
好きだから
好きだと
言えなかった