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感じさせて
第1章 撮影現場
私が黙ってうなずくと
シンヤくんは
そっと私の頬に触れ

ついばむような
キスをした…



キスをする前に
唇を舐めたのか

シンヤくんの唇は
冷たく濡れていた



シンヤくんは
私の口角を
固くした舌先で舐め

そこから
私の唇を割った



その瞬間



私も舌を使って
シンヤくんの舌を受け入れ…



絡ませていた




舌を舐め合い

舌を吸いあう




もう、思考能力は低下し

キスの愛撫に

夢中になってしまった




口内の上壁を攻められる




ダメ…そこ…弱いの……



はっ…んっ…んっ、んっ…
あっ…はっ…んんっ……



ダメ…狂いそう…


キスで…いきそう…





その時

急にシンヤくんは

キスをやめ

耳元で囁いた





「これでバイバイなんか

俺、嫌や…


もっとしたい

色んなこと…


あかん?」





主人に

つれなくされている私は


シンヤくんの言葉に







落ちてしまった…







「シンヤくんの

好きなように



しても……いいよ……」


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