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感じさせて
第1章 撮影現場
ハァ・・・・ハァ…



痙攣と余韻に
浸っていると

シンくんと
先輩の話声が
微かに聞こえてきた



「おい、シンヤ
そのまま潮、やっちゃえよ」




「いや・・・・
奥さん無理やと思う

多分、ずっとエッチしてないで。
吹かれへんよ。」




「そぉかぁ
美人なのにな
わかんねぇもんだなぁ

じゃ、いつものヤツ入れて
終わりにしちゃおうか。」




「先輩……

ローターで
勘弁してくれませんか?」




「はぁ?
潮もしないし
オモチャも無し?

ずいぶん
奥さんのこと
気に入ってんなぁ」





「すんません…」





「今日のバイト代
無しだったら
それでもいいけど?」





「いいです、いいです!
じゃ、そーゆーことで。

ホンマ、すいません」





「あ、シンヤ
指くらいは入れろよな」





「あ~・・・はい・・」








二人の会話は

はっきりと聞こえなかったけど

シンくんが先輩に

謝っているようだった






あ、耳元に、シンくんの気配……




「うさちゃん、ごめんな
ひとりにして。

気持ち…よかった?」





「あ……は、はい」





「うれしいなぁ

うさちゃんの声聞いて
僕も萌えてしもたわ

なぁ、うさちゃん

今から
ちょっと…オモチャ使うけど
怖くないから
心配せんとってな?

音がしても
ビックリせんといて


僕、優しいするから


でも、どうしても
どーしても嫌やったら
言うてな?


これが終わったら



撮影終了やから



そやから……



いっぱい感じてな?」


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