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第13章 告白

すると
うさちゃんは


すごく・・・

すごくゆっくりと

俺を抱きしめ




そっと

髪をなでた




俺・・・・

どないな顔

してたんやろ・・・




「そんな大事な話

どうして

してくれたの？」




優しい

うさちゃんの声が

聞こえた




「うさちゃんが

好きやから



嫌われとうなかった・・」





うさちゃんの

俺を抱きしめる腕が

更に強くなった




「嫌ったりしないのに・・」



嫌ったりしない・・か・・



好きとは

言わへんねんな・・・



心臓の音がうるさくて

ちゃんと

しゃべれてるかどうか

分からへんかったけど


俺は

必死で説明を続けた






「ちょっと前にな


うさちゃん

俺が勃ってるん

触ってくれたやろ？



あんとき



怖かったんや




心臓ドキドキして

また

ちっちゃなったら

どないしよ…って



うさちゃんが

触ってくれてんのに



ほんまは

めっちゃ嬉しいのに





ちっちゃなったら




どないしよって・・・


怖かったんや・・




そんで

逃げ出したんや・・あん時





ごめん」