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感じさせて
第13章 告白
恥ずかしくて

うさちゃんの胸元から
俺は顔を上げられず

泣きそうな気持を
必死でおさえながら

うさちゃんの服を
ぎゅっと
握りしめた





するとまた
うさちゃんの
優しい声が聞こえた




「…辛かったね……

シンくん……」




そう言いながら
うさちゃんは
俺の髪や背中

うでや肩を
何度も何度もさすった



あぁ…


この人を
好きになって良かった


俺はそう思いながら
うさちゃんの
優しい手の感触に
陶酔した


目を閉じて
更に
うさちゃんの胸に
顔をうずめ



「やめんで…」

と、甘えた




「うん……やめない…」




一目惚れやったんや


バイト中に
キスしたんも
初めてやったけど


バイト中に
勃起したんも

はじめてで
びっくりしたんや




会えば会うほど


話せば話すほど


好きになった





うさちゃんに

触れれば

触れるほど



カチカチになった




もしかしたら




うさちゃんやったら






俺を


救ってくれるかもしれん





そう思うたんや



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