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感じさせて
第13章 告白
俺が泣きやむと


うさちゃんは
ベットに座り

ティッシュを手にとった



俺も
つられて座ると


うさちゃんは
優しく
ティッシュで
俺の涙をぬぐい


少し微笑んで


俺に
音の出る
軽いキスをした





「まだ、帰らないから

焦らないで?



今日だめだったら

また次に

次がダメだったら

またその次に



できるまで



何度でも


すればいいんだから・・・」





うさちゃんは

まるで
母親のように

俺を
慰めた




「まだ、おってくれるん?」



思いっきり

甘えてしもてる




「いつもやったら

帰る時間やで?」





「うん・・・

まだ居てもいい?」






「ええに決まってるやんか

帰らんでもえぇんやで?


けど・・・





大丈夫なんか?あいつ…」







「・・・うん・・わかんない


でも

まだ、帰りたくないの」





「そうか・・・」




「クシュッン・・」




「あ、寒いよな?ごめんな?」




俺は

うさちゃんの背後から
抱きしめ

自分の背中に毛布をかけ

2人を包み込んだ





うさちゃんの肩に

俺が顎を乗せると




うさちゃんが

顔だけ振り向き

はにかんで笑う




それから

気持ちよさそうに

目を閉じて




俺の鼻に

耳を微かに

スリよせる




はぁ~って

熱い息をかけると



クスクスと笑う






好きや・・うさちゃん





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