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感じさせて
第1章 撮影現場
ローターは
徐々にクリに近づく…


ブーンブーンブーン…


「あぁっ!……
あああっ……っ……」




強すぎる刺激に

悶えた




「シ、シンくっ・・・」




「うさちゃん

そのまま・・いって・・」




ブンブンブン




「あっ・・も・・
ああっ・・ぁぁぁぁぁっ・・」





ブーーーーーーン






カチッ。





「うさちゃん



ホンマに
すぐイッてもうたなぁ


かわいいなぁ・・
うさちゃん・・・



でも


もう
おわり。



お疲れさん

うさちゃん」





そう言って

シンくんは

私の髪をそっとなでた。



激しいイキ方に

酔いしれた私は



何も答えることもできず

ただ



じっとしていた






「もう、足

閉じてええで。

撮影ももうしてないから。

アイマスとる?」




はっと
我に返った私は

急いで足を閉じ
うなずいた





ゆっくりと

アイマスクをとられ

ゆっくりと

目を開ける




「おしぼり・・

とってくるから

ちょっと待っててな」





そう言って

シンくんは

私からはなれてしまった






「あっ・・・」





行かないで・・・





急激に

心が寒い




また



あたし、ひとり・・・





もう

私を抱きしめる人は



いなくなってしまった







やだ・・泣きそう・・・












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