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感じさせて
第5章 携帯電話
「そうか・・・
うさちゃんは
旦那さんのこと
好きやのに・・・
最悪やな」
好き・・・
どうかしら
もう
好きじゃない
でも
トオルが
昔のように愛してくれたら
好きになれるかも
しれない・・・
「うさちゃん?
聞いてる?」
「う、うん」
「離婚とか・・・
せぇへんの?」
「できないの」
「なんで?」
「・・・・・」
「ごめん、色々
聞きすぎた
言いたくないことは
言わんでえぇ
でも・・・
うさちゃんが
なんで
あんなに寂しそうに
歩いてたんか
ちょっと
分かった
なんで
撮影に来たんかも
俺が
寂しくないように
するから
な?
うさちゃん
そやから
そやから
これからも
俺と電話したり
会うたりしてな?
お願いや
うさちゃん・・」
うさちゃんは
旦那さんのこと
好きやのに・・・
最悪やな」
好き・・・
どうかしら
もう
好きじゃない
でも
トオルが
昔のように愛してくれたら
好きになれるかも
しれない・・・
「うさちゃん?
聞いてる?」
「う、うん」
「離婚とか・・・
せぇへんの?」
「できないの」
「なんで?」
「・・・・・」
「ごめん、色々
聞きすぎた
言いたくないことは
言わんでえぇ
でも・・・
うさちゃんが
なんで
あんなに寂しそうに
歩いてたんか
ちょっと
分かった
なんで
撮影に来たんかも
俺が
寂しくないように
するから
な?
うさちゃん
そやから
そやから
これからも
俺と電話したり
会うたりしてな?
お願いや
うさちゃん・・」