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感じさせて
第5章 携帯電話
「うさちゃん・・・

会いたいとか・・・
めっちゃうれしい・・」



「いつ・・会える?」



慰めてあげたいと
思った

シンくんが
必要だと思っていたのに

必要とされていると
思った



「あと5日間は
バイトが昼間なんや・・

バイトが休みの日まで

それまで・・
待てる?


俺は

待たれへん」




すぐにでも
抱きしめて
あげたかった




「私も・・待てない
シンくん
夜、会いましょ?」




「かまへんの?」




「一日くらい平気よ

出かけた方が
トオルも
気が楽にきまってる・・」




「うさちゃん・・・」




「明日、会える?」




「うん大丈夫」




「じゃあ、明日ね」




「ありがとうな

・・・・うさちゃん」





また

泣きそうな声



自分が

慰められる

という立場ではなく

慰める

という立場になると




なんの躊躇いもなく

会う約束を

してしまっていた






どこかで



私は



この悲しそうなシンくんと








傷を舐めあうことが

できるんじゃないかと




思い始めていた


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