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許嫁が多すぎる
第7章 第二脱落者
さくらの次、最後の試験者は沢木ロロットだ。

ハーフの美少女は和風の美少女であるさくらと正反対の魅力の持ち主だった。
今回の許嫁大量発生事件の最初の登場者であり、現れるや否やさくらを地味な顔の女と言い放った人物である。

彼女は翔太にさくら以外にも目を向けた方が楽になるというアドバイスを与えたことで、翔太の心の重荷を軽くしたこともある。

「翔太。最後は私。たくさん可愛がってね」

残っている許嫁の中でも最大のバストが武器のひとつだった。
その武器の使い方を知ってるロロットは部屋に入るなりシャツを脱ぎ始め、脱いだシャツをはらりと床に捨てて、ブラを外しながら翔太に近づく。

外したブラを翔太の顔にふぁさっとかける。

まだ温もりのあるブラからはロロットの香水と肌の香りが漂っていた。

「翔太……おっぱい舐めて」

否応なしにロロットは翔太の眼前に乳首を差し出す。
しかしさくらとの抱擁でそれまでの蓄積された淫靡な誘惑は消えており、翔太には清々しいほどの純真な心が戻っていた。

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