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許嫁が多すぎる
第8章 第三試験
「アベル様っ! 中で更に大きくなって……んああっ! はちきれちゃいそうですっ!!」

梨華は背中を弓なりに反らして濡れた悲鳴を上げる。
気持ちよさに加えて幼なじみの割れ目を舐めて悦ばせていることに興奮してペニスを更に膨らませてしまった。

「ああっ翔太っ! そんなとこまで舐めちゃダメっ!」

翔太は牝唇だけではあきたらず、尻の菊紋まで舐めまわした。
もちろんそれは天谷を辱めて困らせるための悪ふざけであった。

しわを一本ずつほぐすように丁寧に舐めると、天谷はまんざらでもないように肛門をヒクつかせて悶えた。

「いやっ! 変態っ! 翔太の変態っ! 気持ち悪いよおっ!」

天谷はショートヘアの髪を振り乱すように頭をブンブンと振りながら悶えた。
嫌なら尻を退かせば済む話だが、むず痒さが未体験の刺激となっていた。
天谷はその未体験ゾーンの先にある愉楽に思いを馳せながら禁断の責めを甘受した。

「ああっ! き、気持ちいいんですの、天谷っ?」

雰囲気で尻を責められてると理解した梨華は天谷に尋ねた。

「う、うんっ……いいよっ……はぐっ……しょおたはあたしのお尻の穴だって舐めちゃうくらいにあたしのことが好きなんだからっ」

背中側にいる梨華を振り返りながら天谷は梨華を挑発した。

「ふ、ふんっ……私なんてアベル様に二回も挿入して頂いてますわっ! 天谷なんてまだ処女じゃなくて?」

負けじと梨華も応酬する。

「ッッ!!」

弱いところを衝かれて天谷は言葉を詰まらせた。

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