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許嫁が多すぎる
第9章 二日目
朝からの射精に加え、遅刻という最悪の事態が重なり、さくらの記録は九分五十二秒というひどいものになってしまった。
あと三人、この記録を下回らなければさくらが失格となってしまう。
第三試験二日目の朝、目覚めの悪かった翔太だったが自室で手淫をして精力を減退させようと目論んでいた。
しかしそんな作戦は通用するはずもなかった。
「おはようございますっ!! 今日は私ですよ!!」
元気よく部屋に入ってきたのは厨二病少女の中学二年生の西尾梨華だった。
「えっ……ちょっ……早くない!?」
「何言ってるんですか!! もう十時ですよ!!」
「……えっ?」
慌てて時計を確認すると確かに梨華が指摘する通り、針は十時を指していた。
あと三人、この記録を下回らなければさくらが失格となってしまう。
第三試験二日目の朝、目覚めの悪かった翔太だったが自室で手淫をして精力を減退させようと目論んでいた。
しかしそんな作戦は通用するはずもなかった。
「おはようございますっ!! 今日は私ですよ!!」
元気よく部屋に入ってきたのは厨二病少女の中学二年生の西尾梨華だった。
「えっ……ちょっ……早くない!?」
「何言ってるんですか!! もう十時ですよ!!」
「……えっ?」
慌てて時計を確認すると確かに梨華が指摘する通り、針は十時を指していた。