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許嫁が多すぎる
第9章 二日目
梨華が落ち着きを取り戻してから二人は湯船に浸かり、じゃれあいながら身体を温めた。
服を着て、翔太の自室に戻ると梨華の提案でポータブルゲームで格闘ゲームの対戦が始まった。
翔太のしたことがない剣を使ったファンタジーな世界の格闘ゲームだった。
はじめは慣れた梨華の勝ちが続いたが、元々格闘ゲームが得意な翔太は慣れてくると梨華と互角に戦い始めた。
次第にコツも掴み始めた翔太の方が勝つことが増え、一時間を過ぎると完全に翔太ばかりが勝つようになった。
「えっ……もうっ!! ああっ!? ず、ズルいですアベル様ぁ!!」
「ズルいもなにもあるか!! 勝負とは非常なものなのだよ、リリアーノ!!」
すっかりのめり込んだ翔太は梨華を二つ名で呼び、悦に入っていた。
「もうっ!! 駄目ッ!!」
またしても逆転負けしそうになった梨華は翔太に飛び付いて操作の邪魔をするという究極の反則にうって出た。
服を着て、翔太の自室に戻ると梨華の提案でポータブルゲームで格闘ゲームの対戦が始まった。
翔太のしたことがない剣を使ったファンタジーな世界の格闘ゲームだった。
はじめは慣れた梨華の勝ちが続いたが、元々格闘ゲームが得意な翔太は慣れてくると梨華と互角に戦い始めた。
次第にコツも掴み始めた翔太の方が勝つことが増え、一時間を過ぎると完全に翔太ばかりが勝つようになった。
「えっ……もうっ!! ああっ!? ず、ズルいですアベル様ぁ!!」
「ズルいもなにもあるか!! 勝負とは非常なものなのだよ、リリアーノ!!」
すっかりのめり込んだ翔太は梨華を二つ名で呼び、悦に入っていた。
「もうっ!! 駄目ッ!!」
またしても逆転負けしそうになった梨華は翔太に飛び付いて操作の邪魔をするという究極の反則にうって出た。