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許嫁が多すぎる
第12章 最終決戦、開始
「まあ、それはないよな……」
「ほら、やっぱり。だから私は--」
勝ち誇ったような一条寺の言葉を翔太が遮る。
「けど、一緒なんじゃねーの?」
「えっ……一緒……?」
「一緒だよ。あれがやだとかこれがやだとか言ってたらきりがねぇし、誰だって不幸になっちまうって話」
翔太の言葉をさくらは聞き入った。
「結局さ、自分が喜ばなきゃ、幸せにできないんじゃねぇの、自分自身はさ」
「自分が……喜ぶ?」
「そう。他人になんかしたら喜ばれて幸せに出来るかも知れない。けど自分が幸せになるためには自分が幸せだって思わなきゃ、一生幸せになれないんじゃねえ?」
「ほら、やっぱり。だから私は--」
勝ち誇ったような一条寺の言葉を翔太が遮る。
「けど、一緒なんじゃねーの?」
「えっ……一緒……?」
「一緒だよ。あれがやだとかこれがやだとか言ってたらきりがねぇし、誰だって不幸になっちまうって話」
翔太の言葉をさくらは聞き入った。
「結局さ、自分が喜ばなきゃ、幸せにできないんじゃねぇの、自分自身はさ」
「自分が……喜ぶ?」
「そう。他人になんかしたら喜ばれて幸せに出来るかも知れない。けど自分が幸せになるためには自分が幸せだって思わなきゃ、一生幸せになれないんじゃねえ?」