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第2章 祖父、紫水

「あっ……やべっ……で、出そうっ……っ!!」

淫蕩に溺れた翔太の身体はギリギリの射精感が募ってしまっていた。

「出してください」

一条寺はうっとりとした恍惚の表情を浮かべて舌を出し、翔太の唇を舐めた。
唇から舐め始め、頬、首筋、耳たぶ、額、まぶたなどあちこちを舐めまくる。
子猫が皿に入ったミルクを舐めるように、甘えた舌つきでペロペロと舐め続けた。
変質的であるくらいのその行為は翔太をさらに興奮させた。

「ああっ！　で、出るっ！」

精子が尿道を駆け上がる感覚が突き抜けた。

「んっ。出して……」

ずりゅずりゅっと強めに擦ると翔太の鈴割れ部からビュビュッと激しく粘液が放出された。
高校生男子らしい、ドロッと濃く、白濁の中に黄味めいた色も混ざる濃厚な精液が飛び散った。

「ああっ……すごい……翔太さんのおちんちんミルク……」

ねっとりと手についた精子を一条寺は嬉しそうに舐めた。

「ちょっ……一条寺さんっ!?」

「ちょっぴり苦いけど、美味しいです」

はにかみながら自分の恥汁を舐める現役アイドルを見て、イったばかりの翔太のペニスは再びヒクンと反応してしまった。