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性歓寄宿舎【無自覚ハーレム編】
第3章 実験台になって♡
クニオは、建物の最上階の部屋に入った。
部屋というか、最上階のフロアすべてがクニオにあてがわれていた。つまり、スイートルームだ。これは、一族の意向である。

その仕様は。
意外とスケベなものではない。
勉強部屋のような区画には、所狭しと本棚がぎっしり置かれ、数千冊の本が収められている。
カラオケ・シアタールームのような区画もあり、十人余裕で座れる。
卓球台やビリヤード台やマージャン卓の区画もある。
キッチンがあるが、かなり広くてまるでどこぞの店の厨房みたいな。大型冷蔵庫、本格的なオーブン、容量たっぷりの収納。冷蔵庫や収納を開けると、食材とキッチン道具がぎっしり。なぜだか、酒もいっぱいあった。
リビングには、20人くらい座れるくらいのソファーがある。
ベッドルームは少し変わっていて、いっぺんに6人で寝れるくらいの超ワイドベッドが1台、ダブルベッドが5台。床にはふかふかのじゅうたんが敷き詰められ、床の上でも寝れる。

またバルコニーもあり、するすると天井が伸びてきて壁で密閉出来てサニールームにもなるし、バーベキューに使えそうな電源もある。もちろん、洗濯物を干す場としても有効だ。
(ちなみに、屋上には大きなプールと、いっぺんに50人ほど入れる露天風呂がある)

いちおう、食事は業者により門扉配膳室に自動配膳され、片付けもおまかせである。
洗濯も、門扉のボックスに汚れ物を出しておくだけでよい。
すべて、国家からのサービスである。衣食住の心配をすることなく、心おきなくセックスを連発しろというわけだ。

『しかし、俺は当分、ムリかな?』
宴会場に行っても、こんなブ男(クニオ本人の認識)まるで相手にされないだろうし。
あきらめながら、クニオは服を脱ぎ全裸になった。
なぜ?風呂にでも入るのか?
違う。クニオは、風呂は基本、入らない。肛門はトイレでいつも洗ってるから、だいじょうぶだろう。

ワイドベッドの上にごろんと全裸で仰向けになったクニオの右手の人差し指と親指が、チンポに伸びた。
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