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第2章 架純 自慰

アパートの階段を駆け上がり、部屋に飛び込んだ徹。
ベッドの下から、漫画週刊誌やエロ本を掴み出し、グラビアを片っ端から眺め始めた。

(ふみかちゃん、玲奈ちゃん・・か、可愛い・・亜衣ちゃん、しょう子ちゃん・・エロいっ・・目移りして決めらんないっ、この娘達がエッチしてるのを、画像や動画じゃ無く、生で観られるんだっ)

想像しただけで、興奮に息を荒げる徹だが、ふと、点けっ放しにしていたTVに眼を遣ると、特番で朝ドラの人気ランクを放送している。
そして、徹の視線が一人の女優に釘付けになった。

正に [清楚] と言う言葉を絵にした女の娘だった・・
普段から、一般番組を観ない徹にとっては、身体を売り物にしない芸能人は、未知の存在だった。

一眼で心を鷲掴みにされた徹は、ネットサーフィンをして、その女優を必死に調べあげる。

有● 架純、27歳、女優、芸能界デビューは17歳・・
身長は160cm、バストは80cmでCカップ。

様々なサイトで架純の画像を、狂った様に検索して眼に焼き付ける。

(えっとぉ、女の娘の名前と、シチュエーションを強く念じるんだったなぁ？ よおしっ、ヤるゾォッ・・)

架純の顔と名前を脳裏に浮かべ、更に、希望の条件を念じる徹。
(架純ちゃんが、処女の頃に、一人エッチするトコ・・)

念じた瞬間、頭が朦朧とし、体がフワッと軽くなる徹。
やがて、海で荒波に巻き込まれた如く、前後左右が無くなった。
(ウ、ウワァァァ〜)
一瞬で、徹の意識が跳んだ・・