この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大魔王の子を孕みます
第12章 人の村



さっきトイレには行ったけど…。

魔界の旅の道中に親切なサービスエリアがあるとは思えない。

ガーラの身体も心配だが、俺の身体も人の村までもつのかと心配になって来る。


「シロ…。」


ライズが俺の肩に手を置く。


「何?」


見上げれば優しい紫の瞳が俺を見てる。


「心配なら、これを使いなさい。」


そっと俺の手に何かを握らせる。

ハンカチ?

その手でライズがくれた物を広げて絶句する。


「ライズっ!ふざけんな。」

「道中にトイレは無いぞ。」

「うるせー、我慢するわい。」

「そんな身体に悪い事はさせたくないな。」


ライズが俺に渡したのは布オムツ…。


「シロ様は付けないの?ミルはちゃんと付けましたよ。」


無邪気なミルが俺の目の前でスカートの裾を持ち上げる。

ヒラヒラフリルのスカートの中には幼子が付けたオムツがある。


「ミルっ!そんな物を履くのは止めなさい!はしたない!」

「えーっ?メフィスト様がミルとシロ様の為に縫ってくれた手縫いのオムツなのですよぉ。」


エロジジイっ!ぶち殺すっ!

ライズが出す以上の殺意オーラが俺から湧く。


「ライズっ!お前、本当はトイレとか簡単に出せるんだろ?」

「私が世話をしてもシロが怒らないなら出してあげるよ。」


オムツを履くかライズのお世話になるか?

究極の選択をライズが迫る。


「ライズ様にお願いします…。」


屈辱だが苦渋の決断を下す。


「騒いでないで、さっさと乗りなさい。小娘。」


馬車の窓からエリスが顔を出す。

馬車の中は4人乗り…。

入り口側にリリスとエリスが座り、奥にミルとライズが座る。

必然と俺はライズの膝の上…。

絶対にわざとだろ?

馬車の間取りに文句を言いたくなる。


/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ