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大魔王の子を孕みます
第13章 女神
人狼が居なくなればミルの方はご機嫌だ。
「シロ様、このお肉…、んまーっなのです。何のお肉でしょう?」
と串焼きにされた肉にかぶりついている。
「兎…。」
メフィストが呟く。
「ヒィィッ!?」
あっという間にミルの兎耳がぐったりと折れ曲がり、垂れ目に涙を浮かべる。
「そういう冗談は止めろ…、メフィスト…。」
「悪魔は嘘を言いません。」
しれっと答えるメフィスト…。
これではメフィストに恋するミルが不憫でならない。
「ふーん…、でも悪魔ってロリコンだよな。」
「ロリコンとは?」
「ミルみたいな小さな子に毎晩、変な事してんだろ。」
「変な事?」
メフィストはとぼけるがミルは
「やだぁ…、シロ様…、こんな往来でそんな恥ずかしい話はお止め下さい。」
と顔を赤らめてクネり出す。
「ちゃんと責任を取ってやれ。メフィスト…。」
どう見てもメフィストとミルじゃ親子か下手すりゃ孫に見えるがミルが本気ならメフィストが責任を持つべきだと俺は思う。
「なるほど…。」
そうメフィストが低い声で呟くとミルの兎耳にズボリと両手で指を突き刺した。
「アハーン♡」
突然、ミルの卑猥な声がテーブルから往来に向かって放たれる。
「メフィストっ!?」
「興奮する亜人を大人しくさせて捕獲する技術です。シロ様も知っておいた方がよろしいかと…。」
メフィストはライズのように涼しい顔でグリグリとミルの耳を指先で掻き回す。
「あぁん…、らめ…、らめ…、あーんっ!」
小さな口を半開きにしてミルが蕩けた顔をする。
「わかったっ!わかったからもう止めろ!メフィストっ!」
大通りを歩く人の視線が痛くて慌てて命令する。
「ふむ…。」
メフィストがミルの耳から指を抜けば
「もう…、ちょっと…♡今のは凄く良かったの…。」
と悪魔の指で淫乱少女に堕ちたミルがメフィストに耳エッチを強請り出す。