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大魔王の子を孕みます
第9章 闇夜
「俺は大魔王の子を孕むメイドだぞ?悪魔の母になるのだから悪魔になって当たり前だ。」
俺が開き直ればライズも笑ってくれる。
「なら…、時間が許す限り孕んで貰う。」
紫の瞳の悪魔がニヤリと笑う。
俺は何かを間違えたかもと後悔する。
「手加減…は…しろよ?俺は…人間なんだから…。」
「悪魔は手加減や容赦をしない。」
ベッドに伏せられた身体…。
ただシーツにしがみつくだけになる。
さっきみたいな激しい苦しみはなくとも、これはこれで違う苦しみがあると理解する。
「くっは…。」
少し上がった尻の向こうでゆっくりと動くライズが居る。
子宮がムズムズする。
ライズのちんぽは、ほんの少しでも子宮に触れるとすぐに腰を引いて焦らすから…。
「意地悪ーっ!」
「ちゃんと優しくしてやってる。」
悪魔が耳元で囁き、俺の身体がゾクゾクする。
有り得ないスローセックス…。
イキすぎた身体がさっきの激しさを求めて更に熱くなる。
「だって…、やっぱりイッちゃうっ!」
これはこれでオーガズムが何度も緩やかに押し寄せて、癖になりそうな快感を感じる。
ふわふわする頭の中はピンク色のお花畑でいっぱいになる。
「ふみゃあんっ…。」
アヘアヘと喘ぎ悶えるだけの俺はまたしてもマグロのままライズに身を委ねてる。
「出すぞ…。」
ゆったりとしたスローセックスの中で乱れを見せないライズが耳元で囁く。
「いっぱい…、出して…。」
甘美なまでに感じる…。
お腹の中に広がる熱い幸せ…。
ヒクヒクと脈を打つ膣がライズの射精を受け入れる。
「まだ…、イケそうだな。」
震える俺の背中をひと撫でして、萎える事を知らないライズが再び動き出す。
「みぎゃあーっ!」
つかの間の天国は簡単に地獄へ変わる。
永遠に感じる時間の中で踠き溺れる俺が意識を失うまでライズの過剰な愛は続けられた。