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永遠
第14章 隠れ家

「ここから十分位走った所に、僕の仕事部屋があるんだ」
タクシーに乗り、行き先を告げた後村瀬はそうつぶやいた。
大学で教鞭を取ると同時に、ここ数年、翻訳家としても名が売れてきていた村瀬は、自宅では集中できないからとマンションの一室を借りていた。
先生と二人きりになる…
そのことに対する戸惑いに身を固くする碧の様子に気づいたのか、村瀬は軽くポンポンっと碧の固く握りしめたこぶしを叩いた。
「怖いの?」
「まさか…もう私は18じゃありません。」
精一杯の言葉だったが、心臓はすでにはやがねのように打っていた。
そして、その日から二人の隠れ家ともなる白いマンションの一室にたどり着いた。
タクシーに乗り、行き先を告げた後村瀬はそうつぶやいた。
大学で教鞭を取ると同時に、ここ数年、翻訳家としても名が売れてきていた村瀬は、自宅では集中できないからとマンションの一室を借りていた。
先生と二人きりになる…
そのことに対する戸惑いに身を固くする碧の様子に気づいたのか、村瀬は軽くポンポンっと碧の固く握りしめたこぶしを叩いた。
「怖いの?」
「まさか…もう私は18じゃありません。」
精一杯の言葉だったが、心臓はすでにはやがねのように打っていた。
そして、その日から二人の隠れ家ともなる白いマンションの一室にたどり着いた。

