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永遠
第24章 完全なふたり
村瀬から口うつしで飲まされたブランデーは、急激に碧の思考力を奪い、全身の力を萎えさせた。
村瀬はそんな碧を上から、そして後ろから何度も何度も貫く。
そして碧には未体験のアナルにさえ、オイルを塗り込めぬるりと挿入する。
「ああああ…そんなところまで…」
すでに喉はやぶれ、声がかすれる。
しかし何もかも奪われ全てをさらけ出した碧の中に不思議な静けさが宿り始めた。
「もう…もうどうなっても構わない…。先生がしたいことなら…なんでもさせてあげる。もう以前の平凡な人妻に戻れなくても構わない…」
そう碧は心の中でつぶやき、村瀬の背中にまわした手に力をこめた。
その手の力を感じた村瀬はさらに超人的な力を得、また潤いを増してきた碧の中で数え切れないほどの勃起を繰り返す。
碧の右手の自由を奪う手錠がカチカチとベッドに当たる音さえ、心地よいBGMのように響く。
ああ、ここは天国?それとも奈落?
どちらでも構わない。
あなたと繋がっていられるなら…。先生。
君と繋がっていられるなら、僕はこの瞬間に全て失っても構わない…。碧。
過去も未来もないこの瞬間を燃やす性愛の前で、半ば狂った男と女は、完全な幸福というものの姿を見つけ始めていた。 完
村瀬はそんな碧を上から、そして後ろから何度も何度も貫く。
そして碧には未体験のアナルにさえ、オイルを塗り込めぬるりと挿入する。
「ああああ…そんなところまで…」
すでに喉はやぶれ、声がかすれる。
しかし何もかも奪われ全てをさらけ出した碧の中に不思議な静けさが宿り始めた。
「もう…もうどうなっても構わない…。先生がしたいことなら…なんでもさせてあげる。もう以前の平凡な人妻に戻れなくても構わない…」
そう碧は心の中でつぶやき、村瀬の背中にまわした手に力をこめた。
その手の力を感じた村瀬はさらに超人的な力を得、また潤いを増してきた碧の中で数え切れないほどの勃起を繰り返す。
碧の右手の自由を奪う手錠がカチカチとベッドに当たる音さえ、心地よいBGMのように響く。
ああ、ここは天国?それとも奈落?
どちらでも構わない。
あなたと繋がっていられるなら…。先生。
君と繋がっていられるなら、僕はこの瞬間に全て失っても構わない…。碧。
過去も未来もないこの瞬間を燃やす性愛の前で、半ば狂った男と女は、完全な幸福というものの姿を見つけ始めていた。 完