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妻義娘丼(どんぶり)
第1章 妻義娘丼(どんぶり)
「智恵里…」
「あん、イヤ…」
「智恵里…ガマンできない…」
「あん、ここじゃダメ…」
「智恵里…」
「あん…いやん…」

時は、深夜11時過ぎのことであった。

お風呂から上がった優香は、白のバスタオルを身体に巻き付けた姿で鏡に向かって座っていた。

優香は、髪の毛をクシでといで、寝化粧を整えている。

その時であった。

となりの部屋にいる直行の獣声(けものごえ)と智恵里のおびえる声が聞こえた。

「智恵里…智恵里…」
「いやん…いやん…こわい…」

となりの部屋から聞こえているおぞましい声を聞いた優香は、思わずクシを落とした。

(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)

同時に、優香の乳房(むね)の奥で激しい鼓動が発生した。

ああ…

優香…

ガマンできない…

優香は、身体に巻き付けているバスタオルを取ったあと、ふとんの上に寝ころんだ。

優香の右手は黒い毛でおおわれている下の部分に、左手は103のJカップのふくよかすぎる乳房の左の乳房にあてて、自らをなぐさめる…

「あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん…」

優香は、自らをなぐさめながらやらしい声をあげていた。
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