この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕾は開き咲きほこる
第2章 本来の私

「坂上さん!!この資料、明日のお昼までに仕上げといて」

「あっ、はい」

同僚の水木さんから仕事の指示を受け、その手に持っている書類を受け取ろうとかけより手を伸ばした。

「これ、明日のお昼からの会議で使う……って悪い」

書類を受け取ろうとした瞬間、手が触れて引っ込めた私に水木さんは気まずそうな顔をする。

「いっ、いえ、大丈夫です。私の方こそ、すいません。明日のお昼までですね」

「あ、ああ。お昼からの会議で必要だから時間厳守で頼むわ」

「わっ、分かりました。明日のお昼までにはお渡しできるようにします」

差し出されたままの書類を受け取り、その場を取り繕って仕事を始めた。
ざっと目を通した感じでは簡単に終わる量ではない。
時計をみれば終業時間まで残り3時間。
今日はノー残業デーで残業もできない。
手分けをすれば明日のお昼までにはなんとかなるかと思い、相談を持ち掛けようとパーテンションで区切られている水木さんの席に行きかけた時、声が聞こえた。

/607ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ