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蕾は開き咲きほこる
第11章 イブの奇跡

『誘導すればキスをしたいと言ってくれますが汐里の方からキスをしてくれることはなかった。いつも欲しがるのは私だけで、もしかしたら私が無理やり言わせてるのかもしれないと思ったりもしていたんです。なので汐里からキスをしてくれた事で私の杞憂だったことが分かりホッとしているんです』

それは初めて聞く事で、そんな風に思っていたんだと初めて知った。

『正直、女性の気持ちに疎いんです。仕事の事になれば相手が何を考えているのかどうすれば攻略できるのか瞬時に判断できるんですが、女性相手だと判断が鈍るんです。だから、私が汐里を好きな気持ち程、汐里は私の事を好きではないのかも知れないと思うこともありました。だから嬉しかったんですよ。眠っていると思ってキスをしてくれたとしても、私にキスをしてくれた事が』

私が光春さんの優しに甘えていた結果がこれだと思った。
愛情をもらうばかりで返そうとはしなかった。
先ほど気が付いた想いで光春さんを不安にさせていたと思うといたたまれない。

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