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蕾は開き咲きほこる
第12章 昔のキミも今のキミも
夕食の時間にはまだ早いからと肉屋さんと魚屋さんで買った生鮮食品を冷蔵庫に入れていると、光春さんは私を後ろから抱きしめ硬くなった男の証を押し付けてくる。
「分かりますか?汐里が恥ずかしがり物欲しそうな顔をすると私の身体はすぐに反応するんですよ。私だけではなく好意を持ってる持っていない関係なく男性は女性の恥ずかしがる姿に欲情するんです」
「関係……なく?」
「そうですよ。昔の怯えた表情ならまだしも……まぁ、そういう表情にも欲情する男も稀にはいますが、今の汐里は一生懸命みんなに打ち解けようと恥じらいながらもコミュニケーションをとっている。その頑張っている姿がいじらしく見えるし、はにかむ姿が男心をくすぐるんです。もしかしたら自分に好意を寄せてくれてるのかもしれないと勘違いする男もいるんですよ」
「そんな事……こんな私に好意を持つ物好きはいませんよ」
そこまで言うと、抱き着いている光春さんの腕が強くなる。
「分かりますか?汐里が恥ずかしがり物欲しそうな顔をすると私の身体はすぐに反応するんですよ。私だけではなく好意を持ってる持っていない関係なく男性は女性の恥ずかしがる姿に欲情するんです」
「関係……なく?」
「そうですよ。昔の怯えた表情ならまだしも……まぁ、そういう表情にも欲情する男も稀にはいますが、今の汐里は一生懸命みんなに打ち解けようと恥じらいながらもコミュニケーションをとっている。その頑張っている姿がいじらしく見えるし、はにかむ姿が男心をくすぐるんです。もしかしたら自分に好意を寄せてくれてるのかもしれないと勘違いする男もいるんですよ」
「そんな事……こんな私に好意を持つ物好きはいませんよ」
そこまで言うと、抱き着いている光春さんの腕が強くなる。