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蕾は開き咲きほこる
第12章 昔のキミも今のキミも
「そうだと思います。お互いに求めるものが同じだった。だから惹かれあい、一緒にいることで自分が変わる事ができた。私はそう思います。ですから昔の私なんてとは言わないでください。昔の汐里も私は大好きなんですから」
光春さんの手が頬をひと撫でし、そのまま唇を寄せてキスを始めた。
冷蔵庫に押し付けられる背中は少し冷たかったけど心は温かく、求められると嬉しい。
もっと光春さんを感じたくて、光春さんの背中に腕を回して求められるキスに応えていた。
絡まる舌に交わる唾液は卑猥な音を響かせ、脳内が麻痺したかのように何も考えられなくなる。
光春さんの唇が離れた時は寂しさを感じ、離れていく光春さんの舌を追って自分からキスを繰り返す。
舌を絡ませれば絡ませるほど子宮はキュンキュンと伸縮し、私の身体は光春さんを受け入れようと蜜が溢れ出す。
つきあって1か月
初めてHをしてから1週間もたっていないのに、それが分かるほどに私の身体は光春さんに愛され身体を重ねてきた。