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蕾は開き咲きほこる
第12章 昔のキミも今のキミも
キスによって立っていられなくなった私を抱き上げた光春さんは、そのまま寝室に足を向けてベッドに私を下して部屋のエアコンを入れた。
「外に出れば大丈夫かと思いましたが結果は同じでしたね」
ジャケットとハイネックニットを脱ぎながら少し困った表情を見せる。
「同じ?」
「そうです。一緒に住むようになって、時間があれば昼夜問わず汐里と愛し合っていますよね。汐里にとっては初めての事だから身体がきつかもしれないと思いながらも触れる場所に汐里がいると自制することができないんです。だから外に出れば大丈夫かと思ったんですが……結局は恥ずかしがる汐里の表情に欲情して帰る早々抱きたくなる。――買ったばかりのゴムも残りわずかですからね」
サイドボードからコンドームの箱を出して振るその箱には12個入りと書いてあった。
音からして残りわずかなのは私にも分かる。
そんなにもしたんだと思うと恥ずかしくて一気に身体が熱くなった。
「外に出れば大丈夫かと思いましたが結果は同じでしたね」
ジャケットとハイネックニットを脱ぎながら少し困った表情を見せる。
「同じ?」
「そうです。一緒に住むようになって、時間があれば昼夜問わず汐里と愛し合っていますよね。汐里にとっては初めての事だから身体がきつかもしれないと思いながらも触れる場所に汐里がいると自制することができないんです。だから外に出れば大丈夫かと思ったんですが……結局は恥ずかしがる汐里の表情に欲情して帰る早々抱きたくなる。――買ったばかりのゴムも残りわずかですからね」
サイドボードからコンドームの箱を出して振るその箱には12個入りと書いてあった。
音からして残りわずかなのは私にも分かる。
そんなにもしたんだと思うと恥ずかしくて一気に身体が熱くなった。