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蕾は開き咲きほこる
第14章 合鍵
「んっ……ん……い、やっ!」
外は雪がチラつく程寒いというのに、この応接室だけは別世界のように私たちの熱気で暖かく、フロアーと応接室の熱の温度差にガラスは白く結露がつくほどだった。
そんな中、私は応接室のソファーに座って恥ずかしげもなく両足を開き、身体を震わせながら自分の手で口を押えて喘ぎ声を抑え込み、光春さんから与えられる快楽に溺れていた。
私の中に入っていた2本の指が、ある一定の場所をコリッと掻きむしるように動けば強い快楽が背中にそって抜けていく。
それと同時に花芽を吸われると、我慢しようにも我慢できなくて、簡単に弾け飛ぶ。
「ん゛――ん゛――っ……クッッッ」
声をあげれぬまま、身体を大きく震わせながらイッた。
光春さんの指と舌に開放されても身体の震えは止まらず、何度か身体を震わせた。
そんな私をギュっと抱きしめてくれる光春さんの腕の中で、愛された余韻に浸りながら息が落ち着くのを待った。