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蕾は開き咲きほこる
第14章 合鍵
「あっ……」
「ん?」
言葉を詰まらせる私に、光春さんは鋭い視線を向けながらもやさしく微笑む。
その視線に誘導されるかのように、朝からの疼きに限界なのか、私は言葉にした。
「ずっと、抱かれること、考えてた……その指で、その唇で……抱かれる、事を……」
「……っ!!」
言葉にするたびに体温は上昇する。
このまま沸騰して死んでしまうんじゃないかと思うほど身体は熱を帯びていた。
私の言葉を聞いた光春さんは、はじめは驚いた表情をしてたけど、フッと柔らかな笑みを零しながら、そっと触れるだけのキスをした。
「でしたらご褒美をあげるしかありませんね。今まで我慢したご褒美です」
光春さんはカチャカチャとベルトを外してスラックスと一緒にボクサーパンツを脱ぎ捨てた。
そこには、朝と同じように硬くそそり立つ男の証。
いつものようにサイドテーブルの引き出しの中からゴムを取り出し起用に被せると、スカートとショーツを取り去り、私の両足を限界ぎりぎりまで開いた。