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蕾は開き咲きほこる
第21章 百合は咲き開く
そう……
今、私は優子さんからキスをされている。
驚いて瞳を見開いている私の目の前には、私と対照的に瞳を閉じた優子さんの顔。
化粧を落としていないので長い睫毛か上を向いたままだった。
正直、こんな事は初めてで……そもそも、女性と楽しく話して恋バナとかするのも初めての私が、女性にキスをされているというこうの場面が予想外で拒絶することも声をあげることもできずに押し付けられる唇のぬくもりを感じていることしかできなかった。
ただ茫然としていると、反対側に座っている桜子さんがケラケラと笑い出した。
「スイッチ入っちゃった♪」
スイッチ??それは何かと聞きたくても塞がれた口から問うことはできなかった。
我に返った私は、この場をどうにかしたくて、優子さんの肩を押して距離を取ると、その手を取られて再度キスをされた。
今度は少し開いた唇の間に優子さんの舌が差し込まれ舌を絡めてくる。
逃げようとしても、酔っているせいか力が入らない。
湯船の中でバタバタと手足を動かしても優子さんのキスから逃げられなかった。
今、私は優子さんからキスをされている。
驚いて瞳を見開いている私の目の前には、私と対照的に瞳を閉じた優子さんの顔。
化粧を落としていないので長い睫毛か上を向いたままだった。
正直、こんな事は初めてで……そもそも、女性と楽しく話して恋バナとかするのも初めての私が、女性にキスをされているというこうの場面が予想外で拒絶することも声をあげることもできずに押し付けられる唇のぬくもりを感じていることしかできなかった。
ただ茫然としていると、反対側に座っている桜子さんがケラケラと笑い出した。
「スイッチ入っちゃった♪」
スイッチ??それは何かと聞きたくても塞がれた口から問うことはできなかった。
我に返った私は、この場をどうにかしたくて、優子さんの肩を押して距離を取ると、その手を取られて再度キスをされた。
今度は少し開いた唇の間に優子さんの舌が差し込まれ舌を絡めてくる。
逃げようとしても、酔っているせいか力が入らない。
湯船の中でバタバタと手足を動かしても優子さんのキスから逃げられなかった。